三島・沼津食いだおれ―さわやかのげんこつハンバーグ
一日目の午後。 お昼ごはんにおいしい鰻を堪能したあとは、バスで柿田川公園に向かいました。 ここでは天然記念物に指定されている柿田川湧水群を見ました。 富士山に降った雨や雪が地下水となり、湧き出しているそうです。 公園内では湧水スポットが見られるよう、川の周りに遊歩道や橋が整備されていました。 透明な川の中を見ると、あちらこちらでぽこぽこと川底の砂が湧き上がっています。 柿田川は湧水量が豊富で、1日約120万トンも湧き出ているそうです。 そういえば鰻の桜家のそばにあった源兵衛川も、小さな川でしたが水が澄み切っていてとてもきれいでした。 通りに掲げられていた街歩きマップを見ると三島市内にはこのような小川が多数あって、水の町なのだなと思います。 おいしいものを食べるのがテーマの旅行でしたが、柿田川の湧水と三島の川の清冽さはこの旅で一番感動したことかもしれません。 (曇り続きで結局富士山がきれいに見えなかったことも大きい。。。) 三島駅の方に戻り、楽寿園をぶらぶらしました。 もと明治時代の皇族の別邸だったところを整備した公園のようです。 広い敷地内には庭園や別邸時代からの建築物、ちびっこが楽しめるアスレチックやミニ動物園のようになっているエリアもあります。 家の近くにこんな公園があったらきっと楽しい。 動物園コーナーにはゾウやキリンこそいませんが、ワラビーやアルパカやカピバラのほか、珍しい動物が飼育されていて、思いのほかおもしろかったです。 夕方になってきたので、本日の宿泊地である沼津へ移動。 ホテルにチェックインして、静岡ローカルファミリーレストランの「炭焼きレストランさわやか」に向かいました。 沼津駅付近から少し歩きました。 人気のあるお店なので混雑して待ち時間があることも覚悟していましたが、金曜日のディナータイムにしてはやや早めの時間だったからか、スムーズに入店できました。 さわやかは、ハンバーグがおいしいと聞いていたので、静岡に行ったらぜひ食べたいと思っていました。 一番人気のメニューはげんこつハンバーグです。 本当にげんこつみたいなまんまるの肉だねを炭火で焼いて、提供するとき断面を鉄板の上にぎゅーっと押しつけて仕上げをします。 注文するときに「肉汁たっぷりに仕上げますがよろしいですか?」と聞かれました。 あまり意味がわからず...