三島・沼津食いだおれ―さわやかのげんこつハンバーグ
柿田川は湧水量が豊富で、1日約120万トンも湧き出ているそうです。
そういえば鰻の桜家のそばにあった源兵衛川も、小さな川でしたが水が澄み切っていてとてもきれいでした。
通りに掲げられていた街歩きマップを見ると三島市内にはこのような小川が多数あって、水の町なのだなと思います。
おいしいものを食べるのがテーマの旅行でしたが、柿田川の湧水と三島の川の清冽さはこの旅で一番感動したことかもしれません。
(曇り続きで結局富士山がきれいに見えなかったことも大きい。。。)
三島駅の方に戻り、楽寿園をぶらぶらしました。
もと明治時代の皇族の別邸だったところを整備した公園のようです。
広い敷地内には庭園や別邸時代からの建築物、ちびっこが楽しめるアスレチックやミニ動物園のようになっているエリアもあります。
家の近くにこんな公園があったらきっと楽しい。
動物園コーナーにはゾウやキリンこそいませんが、ワラビーやアルパカやカピバラのほか、珍しい動物が飼育されていて、思いのほかおもしろかったです。
夕方になってきたので、本日の宿泊地である沼津へ移動。
ホテルにチェックインして、静岡ローカルファミリーレストランの「炭焼きレストランさわやか」に向かいました。
沼津駅付近から少し歩きました。
人気のあるお店なので混雑して待ち時間があることも覚悟していましたが、金曜日のディナータイムにしてはやや早めの時間だったからか、スムーズに入店できました。
さわやかは、ハンバーグがおいしいと聞いていたので、静岡に行ったらぜひ食べたいと思っていました。
一番人気のメニューはげんこつハンバーグです。
本当にげんこつみたいなまんまるの肉だねを炭火で焼いて、提供するとき断面を鉄板の上にぎゅーっと押しつけて仕上げをします。
注文するときに「肉汁たっぷりに仕上げますがよろしいですか?」と聞かれました。
あまり意味がわからず「はい」と答えてしまいましたが、「レアで焼きますよ」という意味だと、ハンバーグが出てきてからわかりました。
個人的には、肉はせいぜいミディアムレアがよかったかも。
(焼けてないところは冷たかったし……)
でも焼けてるところは肉肉しく、すごい弾力でした!
たしかに、これで全部しっかり焼いてしまったらガッチガチになっておいしくないのかもしれません。
玉ねぎのソースもおいしくて、肉肉しいハンバーグと相性が最高でした。
あと、セットのパンが特筆すべきおいしさでした。
ふわふわなのに引きが強くて、でも表面ぱりぱり。
次また来たら絶対パンのセット注文します。
ぜひ再訪して、ハンバーグのほうも自分好みの焼き加減を探りたいです!
満腹でさわやかを後にし、デザートを食べるために大盛りパフェの喫茶店に行こうとしましたが、その日は早めに閉店していて入れず。
結局宿泊先の近くで何か甘いものを買って帰ることにしました。
地域共通クーポンが使える店が限られていたのですが、近くのファミマが利用可能だったので、クーポン分スイーツを買ってホテルに戻りましたとさ。
おなかいっぱいなのに夜食にコンビニスイーツをばっちり食べてしまい、
文字通り食いだおれの様相を呈してきた二日めにつづく。
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