三島・沼津食いだおれ―三島コロッケと鰻

一日目。

三島駅に朝10時過ぎに降り立ちました。
コロナ自粛の影響があったのかなかったのか、ふだん乗らないのでわかりませんが、金曜日の朝で、東京方面からの新幹線は空席が目立っていました。

朝の腹ごしらえ(?)にまず、三島コロッケを食べます。
コロッケといえば精肉店、ネットで多数情報が上がっている大村精肉店に行きました。
 


三島では、100%三島馬鈴薯を使ったコロッケを「三島コロッケ」と呼んでいるそうです。

大村精肉店の三島コロッケはハート型です。
 

ホクホクのじゃがいもの味がやさしいです。
揚げたてではなく、冷めていたのがちょっと残念。
持ち帰って温め直したらきっともっとおいしい!

ちなみにメンチカツも食べました。
こちらも揚げたてではありませんでしたが、メンチカツってそもそも衣の食感も具の味もコロッケよりもしっかりしているので、冷めても満足の味でした。


徒歩圏内にある三嶋大社をひとまわり観光して出てくると、大社の斜向かいにある鰻屋さんの「うなぎたい焼」という看板が気になりました。
 


鰻なのか?
たい焼きなのか?
もしかして鯛なのか?

看板の写真をよくよく見てようやく何となくわかりました。
たい焼きの形をしたごはんに鰻(の蒲焼き?)の切り身が入っている、うな丼/うな重をお手軽に味わえる一品のようでした。
身も蓋もない言い方をすれば、「たい焼きの形をした鰻入りおにぎり」。
(「たい焼き」的な要素としては、形状だけ。。。)

食べてみたかったのですが、店休日のため実際の味を確かめることは叶わずでした。


さてお昼、と思って歩いていると、郵便局を発見。
旅先でチャンスがあると郵便局で風景印をもらうのが好きなので、ここで三島中央町郵便局の風景印をゲットしました!



東海道の三島宿にあたり、富士山のきれいな地下水に恵まれた三島の魅力がぎゅっと表現された風景印です。

いただいてホクホクしていると、印をくださった郵便局員の方が、
「三島の郵便局は全部風景印を持っていて、この近くの大社町郵便局のも富士山と三嶋大社が入っていて素敵ですよ」
と教えてくださいました。

そんなこと教えてもらったら行くしかない!
という気持ちになってしまい、今来た道を戻って三島でふたつめの風景印をもらいに行きました。
(同行者、付き合ってくれてありがとう)

 
教わったとおり、特別感のある美しい絵柄です!

きれいな風景印を入手できたことも嬉しかったのですが、局員の方が親切に風景印のことを教えてくれたことがとても嬉しかったです。
三島に着いてすぐに寄った薬局のおじちゃんも「どこから?」「食べ過ぎたら胃を休めてね〜」(胃薬を買ったので)などとおしゃべりしてくれました。
三島は人がいいなあ、と思いました。


さて、お昼は「桜家」でうな重を食べました。
 

席の予約はできないのですが、事前に電話をすると指定の時刻に人数分でウェイティングリストに名前を入れてもらえます。

それでもしばらく待ちましたが、無事に入れました。
重厚な色合いの木造の建物の中は、いかにも和食の老舗という感じでよい雰囲気です。
感染症対策で座席が間引きされていたので、落ち着いて座れました。

肝心のうな重。
 
 
 
身がふわふわで、たれの主張具合がほどよく、とてもおいしかったです!
皮のイヤなぶよぶよした食感もなくて、これは調理方法が優れているのか、三島のうなぎが上質なのか。
食べているときも食べたあとも、脂っこい感じや、もたれる感じが一切なく、おいしいうなぎってこうなんだなぁ、と感じ入りました。


午後のお話につづく。





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