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両毛ひとり旅1―東武両毛フリーパスでふらっと両毛へ

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ひさしぶりにひとり旅しました。 車窓を見ながらぼーっとしたいな ローカルグルメ楽しみたいな   と思いたち、足利・桐生に行ってきました。   行くまではよく知らなかったのですが、足利は栃木県、桐生は群馬県にありますが、 どちらも両毛と呼ばれる地域を構成していて、共通の文化圏にあるのですね。   はじめ、桐生を起点としてわたらせ渓谷鉄道に乗ることを考えていて、そのための前泊として足利にも立ち寄ることを決めたのでした。 でも実際に足利と桐生の観光情報を調べているうちに、どちらも伝統的に繊維業が盛んだったり、名物グルメとして「ポテト入り焼きそば」「(肉が入っていない)シュウマイ」「ひもかわ」が浮上してきたりして、県境に隔てられてはいても、旅先として両方を見に行くのは結構自然なコースなのかも、と思いました。   足利には足利学校(また、私は行ってませんがあしかがフラワーパークも)、桐生には伝統的な建造物の残るエリアもあり、わたらせ渓谷鉄道の乗車や足尾銅山観光も楽しめて、見どころがたくさんでした。    両毛へは、東武鉄道の「ふらっと両毛フリーパス」を使いました。 https://www.tobu.co.jp/odekake/ticket/ryomo/furatto.html   浅草駅、押上駅、北千住駅などから茂林寺前駅(館林市)までの往復乗車券と、両毛地域のフリー区間の乗車券が三日間つかえて、2,240円でした。 (大宮や春日部などから買うこともでき、その場合は金額が異なります。) 期間中は両毛地域の各市内の路線バスもこのパスで乗り放題です。     私は二日間だけの日程で、足利も桐生も徒歩圏内しか観光しなかったのでバスは使う機会がなかったのですが、路線バスを上手に使うと観光できる幅が広がると思います。 また、このフリーパスを持参すると観光地の入館料割引やみやげ店などでの特典も受けられました。   注意すべきなのは、往復で特急を使う場合は特急料金が別に必要になること。 それから東武足利市駅とJR足利駅、東武新桐生駅とJR桐生駅は結構はなれており、観光に便利なのはどちらもJRの駅だったりするため、足利と桐生の間はJR線を使うのが現実的であるということです。  JRの足利駅と桐生駅は片道16分、242円(IC利用)しかかからないので、やりかたは観光ルートと日程次第にはなります

三島・沼津食いだおれ―富士宮焼きそばと鰻コロッケ

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三島・沼津・富士宮に行ったときの記録。 前の記事からの続きです。 なんだかんだ言ってゆったり楽しんだ休暇村をチェックアウトして、富士宮駅周辺に戻りました。 浅間神社を観光し、富士宮名物ほか軽食の屋台が集まる「お宮横丁」で、富士宮焼きそばと静岡おでんを食べました。 富士宮焼きそばは、ラードを絞ったあとの「肉かす」、魚粉などが特徴で、昔から食べられていた焼きそばに新しく「富士宮焼きそば」と命名したものなのだそうです。 最近のご当地グルメの流行りにのって開発されたものだと思っていたので、意外でした。 そういわれてみると確かに、写真映えするような華やかさも派手さもないのですが、いつも食べている焼きそばとは違うおいしさがありました。 地元に根付いているというのも納得。 きっと富士宮の人たちはこれがときどき食べたくなるんだろうなあ。 朝霧高原の牛乳を使っているというソフトクリームも食べて、三島に戻りました。   最終日のこのときまで行きそびれていた、三島スカイウォークへ。 三島スカイウォークへは、直通のバスがあります。 三島市内の観光スポットや箱根峠などを含む路線バスの1日フリーパスと三島スカイウォーク入場引換券がセットになった「三島スカイウォーク・柿田川まち歩きパック」を購入しました。 通常のバス運賃と入場券を購入する場合の半額以下、1500円というお得なチケットでした。 これ、今バスのサイトを見ると「2020年9月1日~12月31日の期間限定販売、完売次第終了」と書かれており、11月29日現在、完売だそうです。 三島スカイウォークを含む三島観光に便利でとてもお得なので、来年以降また販売されることがあればおすすめです。 三島スカイウォークは、曇り空にもかかわらず多くの人で賑わっていました。 日本最長のつり橋で、富士山が見えることが売りの観光スポットですが、富士山はやっぱり見えず。 つり橋は高くて怖かったです。 長さは400メートルあるそうです。 周りには資料が展示してあるところや(実際に使われているのと同じ金属の太いケーブルが展示されていました)、みやげ店、飲食店、アスレチックなどがあり、地元の人が家族で週末に遊びに来たりするのにぴったりだと思いました。 晴れていたらよかったなー。 三島駅に戻り、駅のそばの居酒屋さんで「鰻コロッケ」なるものをテイクアウトしました。 三島コロ

三島・沼津食いだおれ―休暇村富士の贅沢ごはん

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三島・沼津でひたすらおいしいものを食べる旅、二日めの午後から三日めにかけての記録です。   ※前回までの記事 ① 三島・沼津食いだおれの旅 ② 三島・沼津食いだおれ―三島コロッケと鰻 ③ 三島・沼津食いだおれ―さわやかのげんこつハンバーグ   ④ 三島・沼津食いだおれ―沼津港の海鮮丼と安本のシューロール 沼津の「手作りお菓子 やすもと(安本)」さんでいただいた、真心の塊のようなシューロールの切れ端をほおばりながら感動しているうちに、列車は富士宮駅に到着。   まだ夕方というにも早いくらいの時間だったのですが、いかんせんおなかの調子もまだあまりよくなく、また疲れも溜まっていたので、早めに今夜の宿泊先に向かうことにしました。 この日はこの旅一番の贅沢で、休暇村富士に宿泊することにしていました。 ちょっとだけ朝夕の食事をグレードアップしたプランです。 富士宮駅は、午後3時過ぎくらいだというのに、バスの窓口も閉まっていてひとけがありません。 休暇村行きのバスの乗り場がわからなかったのですが、人がいないので尋ねることもできず。 仕方なくバス会社に電話で聞いて、なんとか目的のバスに乗ることができました。 休暇村は家族連れ、年配の夫婦連れが多く、チェックイン待ちの人がいるくらい、混んでいました。 ちょうど、Go To Travelキャンペーンで東京都が含まれてから初めての週末でしたが、早々に旅行に来ている人はたくさんいるんだな、と思いました。 全室から富士山が見える! ということで、やっときれいな富士山が見られると、楽しみにしていました。 お部屋はゆったりできる広さで、富士山に面して大きな窓がありました。 しかし、残念なことに、到着時はどんより雲に覆われていて、ほとんど富士山の姿は見えませんでした。       夜は本まぐろ懐石の夕食でした。 正直、おなかも絶好調ではないし、朝は沼津港でおいしい海鮮丼も食べていたので、夕食はあまり期待していませんでした。 ですが、最初からマグロ尽くしの懐石料理、大変おいしかったです。    清水港から直送した本マグロを使っているそうで、お品書きといっしょに認定証まで置いてありました。       大トロ・中トロ・赤身のお刺身、頬肉の石焼き、赤身のフライ、握りずし、カマ汁など、ひたすら本マグロを堪能しました。 トロがおいしいのは想定の範囲内なのです

三島・沼津食いだおれ―沼津港の海鮮丼と安本のシューロール

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二日め。 朝食を求めて、沼津駅のそばのホテルからタクシーで沼津港に向かいます。 沼津駅から沼津港の近くまでは、バスもあります。 歩いて行っても30〜40分ほどなのですが、昨日は一日足が棒になるほど歩いていたので(2万歩以上…)、この朝は足をいたわることにしました。 着いたのは朝7:30過ぎ。 週末なのに港周辺は人があまりいませんでした。 通常7:00ごろまでセリの見学ができるそうですが、どうやら土曜日はお休みだったようです。     開店しているお店も少なく、どこに入ろうか迷いましたが、タワーのようなかき揚げ丼で有名な「丸天」に行きました。 お店に入ってみると思ったよりお客さんが入っていました。 セリが見られないので観光客はあまりいないけれど、朝食を食べに来ている地元の人は結構いる、ということだったのかもしれません。 海鮮丼が食べたかったので「魚河岸丸天丼」を。 あのかき揚げも気になって、「海鮮かき揚げ」も注文し、同行者とシェアすることにしました。 海鮮、やはり新鮮でおいしい! エビがとろけます。 お刺身も脂がのってます。 しらすって駿河湾でしかとれないそうで、ふわふわでおいしかったです。 気になっていたタワーのようなかき揚げですが、朝からはちょっとおもすぎた。。。 それにかき揚げの具が円柱の下の方に偏っていて、おまけに油も抜けきらず下の方が油ギッシュになっていたので、ふたりでも食べきれませんでした。 まあ、海鮮丼食べつつなので、そうでなくてもおなかパンパンになりそうな量なのですが。 昨日は夜食までおなかいっぱい食べ、この日は朝イチの海鮮丼にかき揚げがとどめを刺して、案の定、おなかをこわしてしまいました。 もしかしたら飲みなれない胃薬を昨日予防的に飲んだせいかもしれないし、さわやかのハンバーグが生焼けだったからかもしれないし、ただの食べ過ぎかもしれませんが、とにかくこの日はおなかが痛かったです。 それでもなんとか、おみやげにアジの開きを発送し、えびせんを買い、水門「びゅうお」にのぼりました。 水門はあまり期待してなかったけど、いい眺めでした。 この日は空が晴れ渡っていて、海もきれいに見えました。 岸で釣りをしている人たちもいました。 沼津港で深海プリンも食べたかったけど、おなかが痛かったので諦めました。 バスで沼津駅のほうまで戻り、少し早いですが今日の宿泊地である富

三島・沼津食いだおれ―さわやかのげんこつハンバーグ

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一日目の午後。 お昼ごはんにおいしい鰻を堪能したあとは、バスで柿田川公園に向かいました。 ここでは天然記念物に指定されている柿田川湧水群を見ました。 富士山に降った雨や雪が地下水となり、湧き出しているそうです。 公園内では湧水スポットが見られるよう、川の周りに遊歩道や橋が整備されていました。 透明な川の中を見ると、あちらこちらでぽこぽこと川底の砂が湧き上がっています。   柿田川は湧水量が豊富で、1日約120万トンも湧き出ているそうです。   そういえば鰻の桜家のそばにあった源兵衛川も、小さな川でしたが水が澄み切っていてとてもきれいでした。 通りに掲げられていた街歩きマップを見ると三島市内にはこのような小川が多数あって、水の町なのだなと思います。 おいしいものを食べるのがテーマの旅行でしたが、柿田川の湧水と三島の川の清冽さはこの旅で一番感動したことかもしれません。 (曇り続きで結局富士山がきれいに見えなかったことも大きい。。。) 三島駅の方に戻り、楽寿園をぶらぶらしました。 もと明治時代の皇族の別邸だったところを整備した公園のようです。 広い敷地内には庭園や別邸時代からの建築物、ちびっこが楽しめるアスレチックやミニ動物園のようになっているエリアもあります。 家の近くにこんな公園があったらきっと楽しい。 動物園コーナーにはゾウやキリンこそいませんが、ワラビーやアルパカやカピバラのほか、珍しい動物が飼育されていて、思いのほかおもしろかったです。 夕方になってきたので、本日の宿泊地である沼津へ移動。 ホテルにチェックインして、静岡ローカルファミリーレストランの「炭焼きレストランさわやか」に向かいました。 沼津駅付近から少し歩きました。 人気のあるお店なので混雑して待ち時間があることも覚悟していましたが、金曜日のディナータイムにしてはやや早めの時間だったからか、スムーズに入店できました。 さわやかは、ハンバーグがおいしいと聞いていたので、静岡に行ったらぜひ食べたいと思っていました。 一番人気のメニューはげんこつハンバーグです。 本当にげんこつみたいなまんまるの肉だねを炭火で焼いて、提供するとき断面を鉄板の上にぎゅーっと押しつけて仕上げをします。   注文するときに「肉汁たっぷりに仕上げますがよろしいですか?」と聞かれました。 あまり意味がわからず「はい」と答えてしまいました

三島・沼津食いだおれ―三島コロッケと鰻

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一日目。 三島駅に朝10時過ぎに降り立ちました。 コロナ自粛の影響があったのかなかったのか、ふだん乗らないのでわかりませんが、金曜日の朝で、東京方面からの新幹線は空席が目立っていました。 朝の腹ごしらえ(?)にまず、三島コロッケを食べます。 コロッケといえば精肉店、ネットで多数情報が上がっている大村精肉店に行きました。   三島では、100%三島馬鈴薯を使ったコロッケを「三島コロッケ」と呼んでいるそうです。 大村精肉店の三島コロッケはハート型です。   ホクホクのじゃがいもの味がやさしいです。 揚げたてではなく、冷めていたのがちょっと残念。 持ち帰って温め直したらきっともっとおいしい! ちなみにメンチカツも食べました。 こちらも揚げたてではありませんでしたが、メンチカツってそもそも衣の食感も具の味もコロッケよりもしっかりしているので、冷めても満足の味でした。 徒歩圏内にある三嶋大社をひとまわり観光して出てくると、大社の斜向かいにある鰻屋さんの「うなぎたい焼」という看板が気になりました。   鰻なのか? たい焼きなのか? もしかして鯛なのか? 看板の写真をよくよく見てようやく何となくわかりました。 たい焼きの形をしたごはんに鰻(の蒲焼き?)の切り身が入っている、うな丼/うな重をお手軽に味わえる一品のようでした。 身も蓋もない言い方をすれば、「たい焼きの形をした鰻入りおにぎり」。 (「たい焼き」的な要素としては、形状だけ。。。) 食べてみたかったのですが、店休日のため実際の味を確かめることは叶わずでした。 さてお昼、と思って歩いていると、郵便局を発見。 旅先でチャンスがあると郵便局で風景印をもらうのが好きなので、ここで三島中央町郵便局の風景印をゲットしました! 東海道の三島宿にあたり、富士山のきれいな地下水に恵まれた三島の魅力がぎゅっと表現された風景印です。 いただいてホクホクしていると、印をくださった郵便局員の方が、 「三島の郵便局は全部風景印を持っていて、この近くの大社町郵便局のも富士山と三嶋大社が入っていて素敵ですよ」 と教えてくださいました。 そんなこと教えてもらったら行くしかない! という気持ちになってしまい、今来た道を戻って三島でふたつめの風景印をもらいに行きました。 (同行者、付き合ってくれてありがとう)   教わったとおり、特別感のある美しい絵柄です!

2020年10月沼津・三島食いだおれの旅

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10月最初の週末、静岡のおいしいものを食べに、2泊3日で沼津・三島に行ってきました!   コロナ禍がはじまってからというもの、旅行にいける見通しすらたたずもどかしくすごしていたので、2泊の国内旅行でもすごくテンションあがりました。 富士山は登ったこともなければ間近で眺めたこともなかったので、それも楽しみでした。 GO TO TRAVELに東京が追加されてすぐのタイミングでもあり、どんな様子かなと思っていましたが、新幹線はそれほど混んでいないように感じました。 沼津港はお昼時が人が少し増えていました。 三島スカイウォークは結構混んでいました。 三嶋大社、富士宮の浅間大社にも行きましたが、人出はまずまずでした。 全体的に、このエリアでの東京や遠方からの観光客はそれほど多くない印象でした。 三島スカイウォークなどは車でたくさんの人が来ていて、県外ナンバーもちらほら見かけましたが、多くは地元の人がお出かけしている感じかなと思いました。 もちろん、観光地の規模にもよると思います。 ちなみに、2泊目に滞在した休暇村富士はふつうにたくさん宿泊者がいました。 食事会場は距離を保ちつつですが埋まっていましたし、大浴場もそこそこ人がいました。 台北旅行に続いて今回も、食いだおれ目的の旅でした。 沼津で新鮮なお魚を食べ、 三島のきれいな川で育った鰻を喰らい、 静岡ローカルチェーンの「さわやか」でげんこつハンバーグを初体験し、 休暇村富士では少し贅沢な宿の食事を楽しみました。 富士宮やきそば、静岡おでんもいただき、 合間にちょこちょこ観光もして、 おなかいっぱいの旅になりました。 肝心の富士山は、ほぼずーっと雲に隠れていて、ほんの少ししか見られませんでした。 それだけが残念。。。 にほんブログ村