三島・沼津食いだおれ―休暇村富士の贅沢ごはん

三島・沼津でひたすらおいしいものを食べる旅、二日めの午後から三日めにかけての記録です。
 
※前回までの記事


沼津の「手作りお菓子 やすもと(安本)」さんでいただいた、真心の塊のようなシューロールの切れ端をほおばりながら感動しているうちに、列車は富士宮駅に到着。

 



まだ夕方というにも早いくらいの時間だったのですが、いかんせんおなかの調子もまだあまりよくなく、また疲れも溜まっていたので、早めに今夜の宿泊先に向かうことにしました。

この日はこの旅一番の贅沢で、休暇村富士に宿泊することにしていました。
ちょっとだけ朝夕の食事をグレードアップしたプランです。

富士宮駅は、午後3時過ぎくらいだというのに、バスの窓口も閉まっていてひとけがありません。
休暇村行きのバスの乗り場がわからなかったのですが、人がいないので尋ねることもできず。
仕方なくバス会社に電話で聞いて、なんとか目的のバスに乗ることができました。


休暇村は家族連れ、年配の夫婦連れが多く、チェックイン待ちの人がいるくらい、混んでいました。
ちょうど、Go To Travelキャンペーンで東京都が含まれてから初めての週末でしたが、早々に旅行に来ている人はたくさんいるんだな、と思いました。

全室から富士山が見える!
ということで、やっときれいな富士山が見られると、楽しみにしていました。
お部屋はゆったりできる広さで、富士山に面して大きな窓がありました。
しかし、残念なことに、到着時はどんより雲に覆われていて、ほとんど富士山の姿は見えませんでした。
 
 
 
夜は本まぐろ懐石の夕食でした。
正直、おなかも絶好調ではないし、朝は沼津港でおいしい海鮮丼も食べていたので、夕食はあまり期待していませんでした。

ですが、最初からマグロ尽くしの懐石料理、大変おいしかったです。
 
 清水港から直送した本マグロを使っているそうで、お品書きといっしょに認定証まで置いてありました。
 
 
 
大トロ・中トロ・赤身のお刺身、頬肉の石焼き、赤身のフライ、握りずし、カマ汁など、ひたすら本マグロを堪能しました。



トロがおいしいのは想定の範囲内なのですが、赤身がしっかり旨みがあっておいしかったのが驚きでした。
トロは(そのときのおなかのコンディションではとくに)脂がのりすぎていて、むしろ赤身のほうがおいしくいただけました。
 

デザートまでいただき、まんぷくに。
 
 

翌朝。

起きると、部屋の窓からうっすらと富士山の輪郭が見えました。
 
 
しかしこの日もずっと曇りで、雲が少しずつ増えてゆき、チェックアウトのときまできれいな富士山は見られませんでした。
 
このあと三島スカイウォークにも行きましたが、やはり「富士山どこ?」状態でした笑
せっかく富士山の近くに行く旅だったのに、これがちょっとだけ心残りです。

さて、気を取り直して、朝ごはん。
通常のバイキング朝食からグレードアップして、「極み御膳」の朝食でした。
バイキングの会場とは別会場になっているものの、部屋食ではありません。
 
とはいっても、朝からこの品数。


これに小さめのアジの開き、味噌汁、茶わん蒸し、白ごはんがついて、おなかいっぱいになりました。
おかずはどれもちゃんとおいしかったです。
 

チェックアウト後、フロントに荷物を預けて、宿の目の前にある田貫湖をレンタサイクルで一周してみました。
 
 
 
大きな湖、木々の緑を見ながらのサイクリングは空気もよくて、とても気持ちよかったです。
(休暇村で安く貸してくれるとはいえ、ママチャリにしてももう少しちゃんと整備した自転車だったらなお良しでしたが) 

湖のほとりのキャンプサイトでは、テントを張ってキャンプをしている人たちが多数いました。
キャンプってこんなに密になってやるもの? と人の多さにちょっと驚きました。。
 
 
この日が最終日なので、富士宮市の観光を少しだけして、三島経由で帰ります。
 
 
三日目の後半編につづく。
 
 

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