三島・沼津食いだおれ―沼津港の海鮮丼と安本のシューロール
朝食を求めて、沼津駅のそばのホテルからタクシーで沼津港に向かいます。
沼津駅から沼津港の近くまでは、バスもあります。
歩いて行っても30〜40分ほどなのですが、昨日は一日足が棒になるほど歩いていたので(2万歩以上…)、この朝は足をいたわることにしました。
着いたのは朝7:30過ぎ。
週末なのに港周辺は人があまりいませんでした。
通常7:00ごろまでセリの見学ができるそうですが、どうやら土曜日はお休みだったようです。
開店しているお店も少なく、どこに入ろうか迷いましたが、タワーのようなかき揚げ丼で有名な「丸天」に行きました。
お店に入ってみると思ったよりお客さんが入っていました。
セリが見られないので観光客はあまりいないけれど、朝食を食べに来ている地元の人は結構いる、ということだったのかもしれません。
海鮮丼が食べたかったので「魚河岸丸天丼」を。
あのかき揚げも気になって、「海鮮かき揚げ」も注文し、同行者とシェアすることにしました。
海鮮、やはり新鮮でおいしい!
エビがとろけます。
お刺身も脂がのってます。
しらすって駿河湾でしかとれないそうで、ふわふわでおいしかったです。
気になっていたタワーのようなかき揚げですが、朝からはちょっとおもすぎた。。。
それにかき揚げの具が円柱の下の方に偏っていて、おまけに油も抜けきらず下の方が油ギッシュになっていたので、ふたりでも食べきれませんでした。
まあ、海鮮丼食べつつなので、そうでなくてもおなかパンパンになりそうな量なのですが。
昨日は夜食までおなかいっぱい食べ、この日は朝イチの海鮮丼にかき揚げがとどめを刺して、案の定、おなかをこわしてしまいました。
もしかしたら飲みなれない胃薬を昨日予防的に飲んだせいかもしれないし、さわやかのハンバーグが生焼けだったからかもしれないし、ただの食べ過ぎかもしれませんが、とにかくこの日はおなかが痛かったです。
それでもなんとか、おみやげにアジの開きを発送し、えびせんを買い、水門「びゅうお」にのぼりました。
水門はあまり期待してなかったけど、いい眺めでした。
この日は空が晴れ渡っていて、海もきれいに見えました。
岸で釣りをしている人たちもいました。
沼津港で深海プリンも食べたかったけど、おなかが痛かったので諦めました。
バスで沼津駅のほうまで戻り、少し早いですが今日の宿泊地である富士宮に向かうことにしました。
(腹痛に苦しみつつ、沼津餃子が食べたくてランチタイムに「北口亭」に行ってみましたが、行列ができていて諦めました。。。)
沼津を離れる前に、前日買いそびれていたシューロールを買いに行きました。
沼津駅から歩いていける距離です。
手作り菓子のお店 安本(やすもと)
看板にもまず「シューロール」と書かれています。
お目当てのシューロールはショーウィンドウに並んでいたのですが、思ったより(ふつうのロールケーキよりも太さも長さも!)大きかったです。
1本買って宿泊先に持ち帰っても、食べ切れる量ではありません。
1カットずつ買えるかなと思っていたのですが、完全に調査不足でした。
シューロールが食べたくてお店を探して来たのに、明日まで持ち歩くのも大変だし、どうしようか…と店先で迷っていると、見かねたお店のかたが、なんとシューロールの切れ端を裏から持ってきて、(アウトレット価格で)売ってくださいました。
ラップに包んだシューロールの切れ端をふたり分、1カットずつと思っていた大きさくらいありました。
ご厚意にありがたく甘えさせていただき、申し訳程度ながらプリンをひとつ買って、お店をあとにしました。
旅行者とわかって、その場で食べられるようにと特別に対応してくださったのだと思います。
(通常はカットでは販売されていないものですし、残念ながら切れ端の販売などもしていないと思います。)
お心遣いがとても嬉しく、ありがたかったです。
ここでも人の優しさが心に沁みました。
駅に戻り、電車に乗って、富士経由で富士宮駅へ。
おなかの具合も多少落ち着いていたので、電車の中でさっそくシューロール(切れ端)をいただきました。
ロールケーキの生地がふわふわ〜で、これはおいしいやつです!
コクのある純白の生クリームの中に刻んだ栗が入っていて、いいアクセントになっています。
ロールケーキのまわりにはシュー生地が。
切れ端だったのでシュー生地も栗も(端っこなので栗は少ない)本領を発揮していないとみえました。
これはまた行って今度こそ一本買って賞味せねば!
安本のお店のかた、本当にありがとうございました。
(ちなみに、プリンも卵の味がしっかり感じられる素朴なタイプのプリンで、おいしくいただきました!)
二日目の後半に続く。
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