【今日出会った英語表現】ngl

今日はじめて知った英語表現、ngl です。

これもフィリピンの人が使っていました。
彼女の書いてくる文章は、毎回私の見たことのない単語がちらほら入っており、勉強になります。

ngl という語について、英辞郎 on the web(https://eow.alc.co.jp/)には次のようにありました。

ngl
意味:[インターネット略語]= (I'mnot going to lie
うそをつくつもりはないけど∥マジで
(https://eow.alc.co.jp/search?q=ngl&ref=sa)

「マクミランディクショナリー」の open dictionary(https://www.macmillandictionary.com/)にはもう少し詳しく載っていました。

ngl
意味:not gonna lie: used especially on the Internet for saying that you are going to admit something that makes you feel a bit uncomfortable or awkward
用例:NGL, I kind of miss her.
(https://www.macmillandictionary.com/dictionary/british/ngl)

なるほど。

まず英辞郎をみて、単に強調するためだけの間投詞のようなものかと思いました。
しかし、上記のようにマクミランディクショナリーではもう少し突っ込んだニュアンスが説明されています。

"used especially on the Internet for saying that you are going to admit something that makes you feel a bit uncomfortable or awkward"
(「とくにインターネット上で、わずかな居心地の悪さや気まずさを感じるような内容を自分で認めていると言うために用いる」...引用者による意訳)

ということです。
うーん、日本語で言うと「ぶっちゃけ」という表現が一番近いような気がします。
たしかにネット上の英語スラング辞典の類にも、「ぶっちゃけ」という訳語を出しているものがいくつかありました。
もう具体的な少し用例があると、本当はもっとすっきりするのですが……

ロングマン、ケンブリッジ、オックスフォードのオンライン版も見てみましたが、項目として出ていたのはマクミランだけでした。
2014年にこの辞書に入った項目とのことです。

こういう表現を一度知ってしまうと、それを言うのにぴったり合う状況だと気づいたときについつい気軽に使いたくなってしまうのですが、たとえばもし日本語を勉強している外国人が「ぶっちゃけ」と言っているのを聞いたら、ちょっと「げっ」と思ってしまうかもしれません。

スラングにも「俗語」度の濃淡がありそうと思いつつ、扱いには気をつけたいです。


ところで蛇足ですが、これって何て読むんだろう?
「ングル」じゃないですよね?笑

たとえば lol は「ロル」って言っているのを聞いたことある気がするのですが……
もちろん、ネット略語なので、基本はタイプするものであって、発音することは想定されていないわけですが。


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